社員インタビュー

私の仕事内容は、お客様宅からガスに関する警報や電話を受信した際に、お客様の無事を確認し、ガスが使えずお困りになられている状況を解決する事です。電話だけでの対応となるので、「聴く力」「察する力」が重要になります。対応の結果、再びガスが使えるようになり、お客様から「ありがとう」の言葉をいただいた際にやりがいを感じ、この仕事に誇りを感じます。
難しい部分は、夜間の警報対応でお客様が就寝中に電話をする際の対応です。お客様は夜中の電話という事で、不信感を持ちお怒りになられることも多く「夜中に電話をしてくるな」との厳しいお言葉を頂く事も多々あります。そんな中、丁寧に粘り強く原因（例：コンロの消し忘れ等）を説明し、最終的には「火事にならなくて済んだ」「ありがとう」という言葉を頂けると私も安心します。

24時間勤務の際は5名で丸一日過ごすことになるので、お互い助け合いながら業務に取組みます。そんな中、警報・電話受信の少ない時間帯には、周りのベテラン監視員からガスに関する知識や、ガス販売所のご担当者様が現地に出動される際のご案内のテクニックを教えてもらったり、少しプライベートな話題をしたりと、メリハリをつけて仕事ができる点が魅力です。
教育研修体系も充実しており、入社2～3週間でしっかりガス・監視対応の知識を習得した後は、ガスメータ工場への研修や、ガス器具メーカーさんによる製品説明会への出席等、実際のメータ・ガス器具の勉強も定期的に行います。最近では、電話応対コンクールへの出場を通して「伝える・表現する力」の向上にも取り組んでいます。

当社では監視対応業務のお客様件数が増加傾向にあり、常に人材募集をしています。今年度はコロナ禍の影響もあり不安定な経済状況ではありますが、当社の業務はお客様がガスをご利用になられる限り必要とされる仕事であり、社会情勢に左右されづらい安定した仕事なのではないかと思っています。また、定年まで勤め上げられる方も多く、長く勤務できる職場というのも魅力ではないでしょうか。

監視員の仕事は24時間勤務（1勤2休）と日勤（8時間勤務）の2パターンがあります。24時間勤務は約10日に3回の出社となり通勤回数が少なくなるメリットがあります。当社の仕事を始めてガスや火に興味を持ち、最近はオフの時間にアウトドアに出かける事が癒しの時間です。現地に赴く前に、アウトドアショップで火に関する道具（器具や小型カセットボンベ等）選びをする部分から楽しく、現地で、それを使用する事で仕事で得たガスの知識を確認したり、趣味と仕事半々で楽しんでいます。